TABLE TALK 「土物の器」

2021年10月13日(水)|TABLE TALK

飯碗 のコピー.jpg10月も半ばを過ぎると、おいしい新米の時期がやってきます。
お米は日本文化の根源を成す大切なもので、五穀の中でも別格です。今年は新米をいただくときに少し飯椀に拘ってみるのはいかがでしょうか。寒い季節に向かう10月、土物の飯碗や小皿、たっぷりの煮物を入れる鉢など、和にも洋にも使え食卓やコーディネートに季節感を取り入れることができます。
石川県の珠洲焼、栃木県の益子焼、大分県の小鹿田焼など、いわゆる民芸・工芸と呼ばれるものがたくさんあります。英国人のバーナード・リーチがその美しさに目をつけ、浜田庄司や河井寛次郎らの民藝運動へと大きなうねりを生み出しました。
お米から始まる日本の食文化は、器を通して世界へと広がり、今また日本の食卓を活き活きとさせています。
土物の器の魅力は、和食にも洋食にも合うということです。珠洲焼の鉢にサラダやシチューを入れたり、益子焼にパスタを盛りつけたり、いつもと違う秋の食卓を楽しんでみませんか。

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